ANZ・NZ企業信頼感指数(9月)は前月に続いて大幅悪化

ANZ・NZ企業信頼感指数は(大幅悪化した)前月からさらに▼11ポイント低下、2012年6月以来の低水準となりました(ただしまだ長期的な平均値水準にある、とANZはコメントしています。)

ANZ企業信頼感指数(ANZ Business Confidence)今回13.4(前回:24.4)
ANZ企業活動見通し(ANZ Activity Outlook)今回37.0(前回:36.6)

出所:ANZ Bank New Zealand
ANZ Business Outlook Survey
NZD_ANZ-BusinessConfidence_2014-09

NZ住宅建設許可件数(8月)は、前月比±0%に鈍化

NZ住宅建設許可件数(The number of new dwellings consented)は、前月比変わらずですが、アパートメントを除くと▼1.6%となっています。

ニュージーランド住宅建設許可件数(8月、前月比):±0%
前回:+0.1%

出所:NZ統計局:Statistics New Zealand
Dwelling consents growth slowing
2014-09-30
NZD_BuildingPermit_2014-09

高金利通貨国の人口推移の国際比較

当サイトが取り上げる高金利通貨国と、日本・米国の人口推移の予測(2010年~2050年まで)を一目で比較できるチャートを作ってみました。縦軸は2010年を起点にした増加率です。
元データの出所は、米センサス局(http://www.census.gov/)、基準年は2013年です。

特に豪州、トルコ、米国、ニュージーランドは長期的な人口増加が続くと予想されています。トルコは若年層が特に多く、また他の先進国は移民政策との関連が大きいと考えます。
南アフリカは若年層が多いですが、人口トレンドの点では長期的にほとんど横ばいで推移する予測に注意が必要です。
(しかし日本の未来は暗澹たる感じですね。)
Gloval_PopulationTrend

高金利通貨国の人口構成ピラミッドの国際比較

主要な高金利通貨国と、日本・米国の人口構成を一目で比較できるチャートを作ってみました。

(よく見る「人口構成ピラミッド」を右に90度回転したもの、と思ってください。上半分は男性、下半分は女性です。)
元データの出所は、米センサス局(http://www.census.gov/)、基準年は2013年です。

やはり南アフリカ、次いでトルコは際だって若年層が多く、長期的に経済成長が見込まれる要因となっています。
意外に良好なのがニュージーランドです。ニュージーランドは、英国、豪州、サモアの他、中国からの移民が多い国です。
参考:MigrationsMap

Gloval_PopulationPyramid

RBNZ、通貨高牽制の声明を発表

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)が、「なぜNZドルは不当に評価され持続不可能か」という声明を発表。
ガッツリ長文の声明です。(日本では、不当な円高が長く続いた時代にこんな声明出したことありますかねえ。。)

Why the NZ exchange rate is unjustified and unsustainable
出所:RBNZ 2014-09-25

これを受けて、NZドル/ドルは昨年9月以来の0.8ドル割れ。NZドル/円も87円を切って200日線にタッチしています。
リーマンショック後、先進国通貨の中で最も先に(今年3月から)利上げを開始したのがNZドルです。ただし今月11日の理事会では、景況減速を受けて5会合ぶりに政策金利を据え置き。
(対円チャートでは円安のためにわかりづらいですが)対ドルのチャートを見ると分かる通り、7月上旬からNZドルは(乳製品価格の下落などを受けた)景気減速を織り込むかたちで、3か月以上延々と下落を続けています。むしろ最近は指標の改善が見えてきて、総選挙も与党が勝ち「年内利上げ再開か」というトーンでした。(今の時点でNZドルは高すぎる!と言われても、という気がします)
足元の景況感は徐々に上向くと予想しますので、(上に行くよりは)一度下落した方がトラリピ派には助かると思います。

【NZD/JPY:日足チャート】(黄色は200日移動平均です)
NZDJPYDaily_2014-09-25
【NZD/USD:日足チャート】
NZDUSDDaily_2014-09-25