トルコの次回のCPI(9月)は要注目

トルコの次回(9月)のCPI(10月3日発表予定)は、干ばつに伴う食料品価格の高騰がおさまることで低下するか、要注目です。総裁の予測通りCPIが低下すると、政策金利の引き下げ観測が強まり、トルコリラの下落に要注意です。
(トルコ中央銀行の政策決定会合の次回は9月25日、その次は10月23日です。)

トルコ中銀総裁、インフレと闘う姿勢を確認
出所:WSJ
2014-09-12

  • トルコ中央銀行のバシュチュ総裁は11日、インフレ対策に力を入れる姿勢をあらためて確認。急激な利下げを避ける方針を掲げていることについては、自国通貨に「望まない影響」が及ぶのを避けるためだと弁護
  • 政府関係者の間では、経済成長の後押しに向け利下げを求める声が出ている。バシュチュ総裁は政府からの批判を意識しつつ、政策金利を大幅に引き下げれば国民がトルコリラを売って外貨獲得に走りかねないと指摘
  • バシュチュ総裁はインフレ見通しが著しく改善するまで金融引き締め姿勢を維持する考えを示した。「食品価格の一時的な上昇の影響がなくなれば、インフレ率は低下するだろう」とし、食品を除くインフレ率が今月は7.4%未満へ急速に低下する可能性があると述べた。食品価格の高騰を受けて8月のインフレ率は9.54%に達し、7月の9.32%から一段と上昇した。年末に7.6%、中期的に5%とみる中銀のインフレ予想を大幅に超えている。
  • バシュチュ総裁は高インフレの中でも8月に利下げしたことに触れ、トルコのリスクプレミアムの低下と融資の伸び減速がこうした決断を可能にしたと説明